【書評】「1年で会社を黒字にする方法」武田雄治

公認会計士かつコンサルタントかつ経営者事業「黒字社長塾」の塾長でもある武田雄治さんの新刊。長らく積ん読ですんません。ちなみに社長塾ときいて『魁!!男塾』を想像するリアルタイム世代は体育館裏へ集合。さすがに男塾のような修練はやっていないとのことで安心よ。

http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=heavensdooror-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&ref=qf_sp_asin_til&asins=4534050089



「黒字社長塾」塾長でもある同氏だが、個人的にはなんで今までの著書で書いていた大企業向けサービスから個人事業主や中小企業向けにシフトしていったのか気になっていた。その解答が序文で明らかにされていて納得した。と思ったらご本人もこちらに書いている。
http://blog.livedoor.jp/takeda_cfo/archives/1775894.html

以下目次。
第1章 会社を"絶対に"潰さない方法
第2章 黒字にするための、たった1つの方法
第3章 決算書を変えてしまえ!
第4章 正しい決算書に作り変えろ!
第5章 問題点はすべて数字に現れる
第6章以下は本書の肝でもあるので割愛。特に第3章は実務家の感覚から相当割り切った手法を紹介していて新鮮。

中小企業が赤字や資金不足に陥る原因の最たるものは「現状が見えてないこと」なわけで、せめて月次の数値ぐらいは捕まえようぜという話なのだが実際手間かけて数字をつかまえるのが苦手な経営者も多いので年一回しか帳簿の数字を見ないというのもあながち誇張でもないのだろう。で、その赤字の原因を取り除く3つの手法はオーソドックスとはいえ外せないポイントばかりなので詳細は本文を参照されたし。

ただ「発生主義会計」については個人的には異論がある。経費精算の未払計上が遅れるために月次がなかなか締まらないというケースはよく起きることであるので、これは品質の高い数値と締めるスピードとのトレードオフなのかなと。

赤字脱出の特効薬、とまではいかなくても日々の数字を見るうえでの小さな(でも大事な)ヒントを得られる一冊。日々地を這って資金繰りに走る中小企業の福音になるか。

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